水星、金星、火星が揃う

西方最大離角はまだですが、週明けにまた雪が降りそうということもあって、まだ今回の雪が残る中、いつもの撮影地に。ところどころ雪が残っていて、路面も凍結していてひやひやしなましたが、何とか到着。そのかいあって、目の前に広がる景色は息をのむほどに美しかった。今回は水星も反射するほど空気も水面も静か。時折、水鳥が飛び立ち、着水する音が響きます。

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水星、金星、火星が揃う

 

金星の輝き

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明けの明星と火星

布良近くの海上で明けの明星が海面に道を通していました。

エドヴァルド・ムンクの「月の道」を思い出します。

初めてだったので神秘的。

 

時間があったので野島崎灯台を散策し、七福神を発見。

帰路の途中にある「七福神巡り」を決行し、

翌日と合わせて6か所の寿星を巡ってきました。

 

寿星めぐり

マイナス4.8

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マイナス4.8等

今朝の気温ではなく金星の光度。とはいえ今朝の気温は氷点下でした。そのせいか、湖面には波もなく星空が反射していました。誰もいなかった沼畔でしたが、日の出が近づくと続々カメラマンが押し寄せずらりと並ぶ姿をシルエットに眺めながら、私はぬくぬく布団が待つわが家へ。

近日点通過(1月4日)

 おとといは結構な雪になりましたね。朝、星空もガチガチな音立ててたような感じでした。さそり座の東を偶然にもISSが通過中。

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ISS通過

 そういえば、1月は地球が太陽に最も接近する頃でした(1月4日が近日点)。だから暖かいはずなのに北半球は寒い。代わりに南半球が猛暑かな? 半年後、今度は遠ざかる太陽も見てみよう。どれぐらい大きさが変わるのでしょう? もっとも遠くなるのに、今度は北半球が猛暑で南半球は冬。ちなみに同じ空に月も出ていたのでパチリ。もしも今日日食なら皆既じゃなくて金環になったかも。

 

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太陽と月

 久しぶりに黒点が出現しています。

 

 ここでは雨でも夜でも太陽の様子がわかります。

現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報センター

水星と月のランデブー

 今シーズンの年末年始は晴天続きで星三昧の冬休みとなりました。夕焼けの中に三日月と水星が並びました。カメラをセッティングしていると、ずーっと低い高層マンションの上に、週末内合となる金星が輝いていました。小さな望遠鏡で覗いても、大きな三日月をした金星が分かりました。まさにガリレオが金星を見た時に綴った暗号のような姿。地平線すれすれだったので、みるみるうちにビルの間を抜けて姿を消してしまったため飛行機と見間違えそうですが、望遠鏡を持って行って正解でした。内合直前の金星を望遠鏡で見るのは初めてです。

 

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水星の月のランデブー

 

年越しカノープス(南極老人)

ここ数年、恒例にしている年越しカノープス。2021/2022も、しっかり姿を見せてくれました。それまでは北風の影響で、地元は灰色の雲に蓋を覆われるような感じで、星空は姿を現してくれませんでした。夕方の水星、金星も地平線のところだけ晴れてたので見ることができました。24時間で両者の位置が逆転しました。新月後の情景が楽しみです。

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水星と金星

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カノープス南極老人、布良星

 

の情景が楽しみです。

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佐倉市と布良の星空の違い…