日の出(2020年6月17日)

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日の出(6月17日)

 夏至4日前に清々しい朝。4日後に日食となる月も、太陽の西側に存在を主張しています。明日以降は梅雨空に戻ると天気予報が告げていたので、昨夜は比較的(笑)早目に床につきました。木星が南の空高いところで穏やかで強烈な光を投げかけていました。影が落ちるんじゃないかと心配してしまうほど。

 

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太陽と月

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月齢25。4日後に太陽に追いつく…

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/06-topics03.html

 

日の出(6月9日)

 久しぶりに晴れました。いえ、日中は良く晴れた日も多かったのですが、私が望んでいたのは日の出の時刻の晴天のこと。しかも東の地平線まで雲のない空。二十四節気の日の出を追いかけていますが、やはり、この時期は難しいですね。天候もそうですが、早起きもなかなか… 「寝過ごしたーっ」 ということは、今のところありません(たぶん)が、「たぶんこの雲の様子だと昇った姿は無理だなぁ」と諦めて布団に戻ったこともありました(そのあと晴れてるし)。

 今日は透明度も良く乾いた空気が気持ちよかった。その日の夜もビロードのような艶やかな青空の中に明るい一等星が西に東に瞬いてくれました。 しかし、明日以降は雨が降り始め、いよいよ梅雨入りだとか。 東天に昇ったヴェガがことのほか美しい白色に輝いてくれました。

 

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夏至と同じ日の出の時刻、4時23分。

 

半影月食… ざんねん、どんてん。

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03h20m/03h38m

 6月6日未明の西の空で見られる(実際は目で見てわかるような現象ではありませんが)予定だった半影月食。2時に起きて準備してましたが、その時ですら雲行きが怪しく、無理かなと思いましたが、時間とともに木星土星、火星までもが雲越しにうっすらと見えたので、そのまま起きていることにしました。

 「月食」という意味では非常に紛らわしい写真ですが、左はまだ雲の影響を受けていない時間。本来ならここでも半影がわかりそうなものですが、うっすらとした雲のためにそれすらわからず。それから10分も経たないうちに雲の層が厚くなり出し、東の空も白み始め月の姿もだんだん雲に阻まれてしまいました(右の赤い月)。
  紛らわしい写真というのは、この半影月食皆既月食のような形相にはならないのに、西の空に低いことと、雲の影響を受けているので、まるで皆既月食のような姿をさらしてしまったのです。

 

月が地球の反対側に来る日(6/21)、ここからも部分日食が見られます。

 

6月6日の半影月食

6月21日の部分日食

変身物語(高橋宏幸訳)/ 京都大学学術出版会

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オウィディウスの『変身物語』

高橋宏幸さん訳の待望の新訳が完結しました。
第1週は2019年5月31日、第2集が2020年5月15日。
この『変身物語』は、
ほとんどの星座にまつわる神話・伝承が語られています。

なお、ヒュギーヌスの『神話集』の出版もアナウンスされています。

コスモス:いくつもの世界

 

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新シリーズの原作と前作のBL、サントラ


 ホストであるニール・ドグラース・タイソンのゴタゴタ(だからなのか、あとがきの賛辞の中で、彼の貢献度に対する言及がほぼ書かれていません…)で延期されていた『コスモス』の新たなページであるセカンドシーズンがようやく解禁されます。タイトルは『コスモス:いくつもの世界』。第一回目は5/31から。楽しみです。

 放送に併せて、原作(こちらはアン・ドルーヤンによる)の邦訳も出版されました(昨日知った)。気になった音楽担当は、前作『コスモス:時空と宇宙』と同じくアラン・シルヴェストリ

おおぐま座

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おおぐま座

 緊急事態宣言が解除された今日の帰り道(私は先週から通勤が始まりました)、最寄り駅から見上げた西の空に細い三日月が見えていました。もっと早い時間だったら、水星と金星の姿も見つけられたでしょう。ずっと天頂近いところに、おぼろげに北斗七星が春の気を地上に振りかけるような姿で掛かっていました。

 

 北斗七星の周囲に散らばる細かい星を集めてまとめられたのがおおぐま座。残念ながらその姿を見つけることは難しい環境になってしまいました。この星座にまつわるワードはカリスト、アルカス(神話上での母子)。ゼウス、ヘラ。北斗七星の6ばんめの星ミザールは、初めて恒星の写真が撮られた際のターゲットとなった肉眼二重星。観望会の時にも人気の星です。

 

おおぐま座のページ

 

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星時計