太陽

一昨日は上野国立科学博物館で観望会でした。
月明かりが途中から影響したことと、やはり都会の空は明るい…

さて、本日は3日後に迫った講座のために太陽を見ました。何も望遠鏡を出さずとも、下記のサイトにアクセスすればラクラク「現在」の太陽を見ることができるのですが、やはり自分の目で見て、体験したものを話題に取り込んでおきたいのです… 日の出も今週、残り3日で、あと1回は見ておきたいかなぁ

宇宙天気予報センター

それにしてもノッペラボー

先日、日本からは見ることができませんでしたが水星の日面経過があり、ちょっと話題になりかけた太陽でしたが。さてさて…

f:id:tupichan:20191117145709j:plain

太陽

 

宵の明星、夜半の明星

f:id:tupichan:20191101172149j:plain

宵の明星(2019/11/01)


11月になりました。
西の空が「秋の日は釣瓶落とし」になっています。
今日は金星、木星、月、土星が並んでいます。

水星は見えませんでした。もっと開けた場所にいかないと…

 

f:id:tupichan:20191101172807j:plain

きんせい、もくせい、つき、どせい

 

長沢工先生を偲んで

天文台の電話番―国立天文台広報普及室」「はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室」ともに同じ内容の書籍ですが、後者は普及版の性格(?)であろう文庫本です。他にも私は「流星と流星群」「流れ星の文化誌」でお世話になりました。つまり、一度としてお会いしたことがないのですが、本の読み手として大変なお世話になったのであります。電話番の方ではアマゾンのレビューにこんなことを書いてました。

「マスコミの方にぜひこの本をご一読願いたいと思っています」

 

 私も星のソムリエの中で、観察会など催しなど行なっているので、この本でのやり取りは「あーあるある」などと、膝を叩き、クスクスと笑いながら読むようなケースが多々ありました。しかし、そんな内容ばかりではなく、教育とは何かとか、大人がもっと真剣に考えなければならないようなこととか「こんなこと聞かれたら、こんな風に答えよー」などと、少なからず私の教科書となり、今後も指標になってくれるでしょう。

 

ご冥福を御祈り申し上げます。

宵の明星

一昨日の大雨も上がりました。
西の空に宵の明星、今シーズン二度目の確認。
ようやくカメラに収めることができました(すぐに消えましたが…)。
望遠で寄っているので高度があるように見えますが、
この時は5.9度でした。

f:id:tupichan:20191027171532j:plain

宵の明星

 

太陽 その素顔と地球環境との関わり/ ケネス・R・ラング

f:id:tupichan:20191022205415j:plain

太陽 その素顔と地球環境との関わり

第1章:太陽の光
第2章:太陽のエネルギー源
第3章:幽霊のようなニュートリノ
第4章:太陽の鼓動を測る
第5章:磁化した星
第6章:目に見えない激動の世界
第7章:荒れ狂う太陽
第8章:宇宙空間を満たすエネルギー
第9章:地球生命を維持する大気が変わる
第10章:地球の将来は炎か氷か

 翻訳者であるお二人(渡辺尭, 桜井邦朋)のボヤキがあとがきに。この本は通常の科学本と違って、ジャンルが多岐にわたっています。最初のページを開くと、そこにはジョージ・ハリスンの「Here comes the sun」が迎えてくれます。なんかちょっと毛色の違う本だぁなと、パラパラめくると素晴らしい(当時の)最新の太陽の写真に交じって、美術で描かれた様々な姿の太陽を題材としたモネをはじめとする絵画が何ページ置きかに掲載されていました。翻訳者の手を焼いたのはマドンナの「Material Girl」。

 まだ読み始められず、パラパラとページをめくっているだけですが、これからさき、どんな驚きが隠されているのか楽しみな本です。