雲がもくもくと…

結局のところ、みずがめ座流星群を見に行くつもりでいたのに

行く直前になって西の空から雲がもくもくと。

諦めて明け方の月と金星の接近を見ようと思っていたのに、

明け方に起きると雲はそのまま…

しかし、太陽が昇ってくると青空が顔を見せました。

ということで宵は上野の国立科学博物館の観望会へ向かいましたが、

こちらも直前に中止(4月から3回連続…)

 

 

5月5日の星空

南の空

無精してタイムラプスで空を眺めさせましたが、

流れ星は一つも写ってませんでした。

 

大宇宙のピアノ・ファンタジー:たのしい演奏会用小品集(斎藤高順)

大宇宙のピアノ・ファンタジー

 それぞれの曲に与えられたタイトルからしてそそられる組曲。これを作曲したのは、日本 人なら一度はどこかで耳にしている(今ではパチンコ屋ぐらい? いえいえ、ウチの近所のスーパーでは毎日店内大音量!)軍隊行進曲の編曲者、斎藤高順がピ アノ・ソロのために書いた組曲。どれも小品ばかりで、子どものための演奏会などで取り上げられる機会が多いようです。今回初めてレコーディングされたの は、残念ながら全曲とはいかず、16曲中11曲のみ(下記曲目のうち赤字はレコーディングされていません)。

 

01. 星の王子と王女の夜想曲(Nocturne for prince & princess of stars)
02. 火星人のロボットのガボット(Martian robots' gavotte)
03. 七色の虹のブランコ(Rainbow swing)
04. 金星キラキラ・タランテラ(Tarantella of twinkling venus)
05. 織り姫と彦星のスペースロマンス(Space romance of vega & altair)
06. ほうき星のビッグパレード(Comet's big parade)
07. お日さまとお月さまのかくれんぼ(The sun & the moon playing hide-and-seek
08. 三ツ星のメヌエット(Menuett of three stars)
09. 行進曲 偉い大先生北極星(Great polestar march)
10. ソファミレドラマ−カミナリサンダー(Sol-fa-ni-re drummer thunder)
11. ワルツ かんむり星座の回転木馬(Merry-goーround waltz on crown constellation)
12. まっ白な雲の綿菓子 (Candy fluff made of white clouds)
13. 天の川の舟唄(Barcarole of the milky way
14. 大宇宙遊覧UFO(Space pleasure boat UFO)
15. 流星のジェットコースター(Shooting stars' roller coaster
16. 土星の子供はフラフープがお好き(Saturn's children like hula hoop)

 

f:id:tupichan:20200112172735j:plain

大宇宙のピアノ・ファンタジー

 

寿星めぐり・20

 九尾の狐伝説が有名な那須殺生石(行くのは2回目)を見に行くついでに、寿星めぐりをして来ました。

 今回は八溝七福神というコースでしたが、長久保赤水ゆかりの地にも行きたかったので、その途中途中で会える寿星を目指してコースを設定したのに、途中スマホの地図がバッテリー切れ(だからキライなんだ!)でたどり着けたのは1カ所のみになってしまいました。

 

 そして、そのあとに目指したのが高萩駅前にある長久保赤水銅像

f:id:tupichan:20190429163936j:plain

JR高萩駅前 長久保赤水銅像

 

 

ガリレイのリュート

ガリレイ

ガリレオ・ガリレイの父ヴィンセンチオ(Vincenzo)

弟のミケランジェロ(Michelangelo)

彼らの楽曲のレコーディング枚数がずいぶん増えて来ました。

tupichan.net

はすべてリュートのためのに書かれていますが、

晩年のガリレオが幽閉先で気を紛らせるためにリュートを弾いたと言います。

ここに収められている曲を弾いていたのかも…

と考えるだけでもワクワクします。

今回のニューアルバムは、

これまでの彼らの楽曲の中では比較的舞踏風の、

リズミカルな曲が多く選曲されています。

 

f:id:tupichan:20190421103713j:plain

Alex Wolf, Andrea Damiani, Zak Ozmo, Anthony Bailes

 

赤い星がみっつ

季節外れの(?)冬型気圧配置で、

夕方の西の空は澄んだ冬空。

冬の大三角は大きいし。

そんな中、大接近中(3/31)は見られなかった火星とすばるの接近。

オリオンに負けじと見えていました。

f:id:tupichan:20190402200650j:plain

赤い星がみっつ(ベテルギウスアルデバラン、火星)

 

司馬江漢

1月の日比谷講演でお題となった『アジアの天文学』メインにしたのは当然日本の天文学なのですが、今の今まで、天文史と言えばもっぱら西洋の歴史ばかり見てきました(観望会なんかでも…)。このお題もあって日本の天文学の歴史を勉強しましたが、ハマってしまいました(笑)。

 

 「面白い!」

 

 なんで今までほったらかしにしていたんだろう!と、反省しております。今、日本の天文学、特に渋川春海に始まる天文史を史跡を訪ねながら勉強しております(お墓参りとかー)。そんな中、司馬江漢という画家に出会い、史跡ではなく古本や巡りをしています。彼の功績は、何といっても一般庶民への『地動説』の啓蒙ではないでしょうか?彼の書籍などは、復刻のような形で手にすることができます。特に天文学関係は『司馬江漢全集3』でほとんど見ることができました。

 また、全集の別冊として『司馬江漢の研究』ではたびたびお世話になっている科学史家の中山茂氏の江漢の天文学に関する解説を読むことができます。 

f:id:tupichan:20190331114215j:plain

司馬江漢全集より

  そういえば昨年暮れには池内 了氏の『司馬江漢 「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生』が江漢の人となりがダイジェストとして面白く読めました。