寿星めぐり・20

 九尾の狐伝説が有名な那須殺生石(行くのは2回目)を見に行くついでに、寿星めぐりをして来ました。

 今回は八溝七福神というコースでしたが、長久保赤水ゆかりの地にも行きたかったので、その途中途中で会える寿星を目指してコースを設定したのに、途中スマホの地図がバッテリー切れ(だからキライなんだ!)でたどり着けたのは1カ所のみになってしまいました。

 

 そして、そのあとに目指したのが高萩駅前にある長久保赤水銅像

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JR高萩駅前 長久保赤水銅像

 

 

ガリレイのリュート

ガリレイ

ガリレオ・ガリレイの父ヴィンセンチオ(Vincenzo)

弟のミケランジェロ(Michelangelo)

彼らの楽曲のレコーディング枚数がずいぶん増えて来ました。

tupichan.net

はすべてリュートのためのに書かれていますが、

晩年のガリレオが幽閉先で気を紛らせるためにリュートを弾いたと言います。

ここに収められている曲を弾いていたのかも…

と考えるだけでもワクワクします。

今回のニューアルバムは、

これまでの彼らの楽曲の中では比較的舞踏風の、

リズミカルな曲が多く選曲されています。

 

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Alex Wolf, Andrea Damiani, Zak Ozmo, Anthony Bailes

 

司馬江漢

1月の日比谷講演でお題となった『アジアの天文学』メインにしたのは当然日本の天文学なのですが、今の今まで、天文史と言えばもっぱら西洋の歴史ばかり見てきました(観望会なんかでも…)。このお題もあって日本の天文学の歴史を勉強しましたが、ハマってしまいました(笑)。

 

 「面白い!」

 

 なんで今までほったらかしにしていたんだろう!と、反省しております。今、日本の天文学、特に渋川春海に始まる天文史を史跡を訪ねながら勉強しております(お墓参りとかー)。そんな中、司馬江漢という画家に出会い、史跡ではなく古本や巡りをしています。彼の功績は、何といっても一般庶民への『地動説』の啓蒙ではないでしょうか?彼の書籍などは、復刻のような形で手にすることができます。特に天文学関係は『司馬江漢全集3』でほとんど見ることができました。

 また、全集の別冊として『司馬江漢の研究』ではたびたびお世話になっている科学史家の中山茂氏の江漢の天文学に関する解説を読むことができます。 

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司馬江漢全集より

  そういえば昨年暮れには池内 了氏の『司馬江漢 「江戸のダ・ヴィンチ」の型破り人生』が江漢の人となりがダイジェストとして面白く読めました。

アルゴナウティカ

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アルゴナウティカ(アポロニウス/堀川宏訳)


アポロニウスの『アルゴナウティカ』の新訳が出版されました。

今は分割されて存在しないアルゴ座にゆかりのある伝説を物語ります。

 

 

☆☆☆

さて、本日は新年号が発表されました。

来月より【令和】。

 

 

発表された頃は花冷えとなって桜の梢を渡る北風が肌寒く感じました。

北の空には天気予報で報じられた雨をもたらしそうな雲が湧いています。

帰宅時にお決まりの最寄り駅から自宅までの間

空を見上げて星を眺めつつ歩くのですが

カペラやプロキオンは街灯に照らされた雲の隙間から

がかろうじて見えるだけで、時々ポツリポツリと雨粒が顔に当たりました。

夜更け近く、雨の音が窓越しに伝わって来ました。